ペグ |
弦を巻く部分で、ギア式とストレート式があります。ギア式は細かくチューニング出来るので、調律しやすさが売り。難を言えば、ストレートに比べ、重いので(ストレートでもシャーラーペグのように重いものもありますが)、ウクレレのバランスがヘッドよりになります。ストレートペグでもちょっと高い高性能なものだと、簡単に微調整出来ます。チューナーやマシーンヘッド、糸巻きとも言われています。 |
|
ナット |
ペグから出た弦を支える枕のようなものです。材質もいろいろで、古いものはコアやエボニー(黒檀)などが使われています。一般的にはマイカルタ、ミカルタ、ボーン(骨)、ホーン(角)、象牙、ABS(強化プラスチック)など。、 |
|
ポジションマーク |
ポジションの位置を見やすくするマークです。材はMOP(マザーオブパール白蝶貝)やアバロン(アワビ)、ABS(強化プラスティック樹脂)など。多いものだと、5・7・10・12フレットに付いています。少ないものだと5フレットだけだったりします。フレットにMOPなどで飾りのあるものはマーク無しもあります。 |
|
ロゼット |
サウンドホールの周囲を飾るものです。アバロン(アワビ)などの貝類や木(メイプルや黒檀)を使ったロープ柄のもの、トップに直接デザインを彫りこんだものもあります。 |
|
バインディング |
ボディーの周囲を飾るもので、アバロン(アワビ)などの貝殻系からメイプルやローズウッドの木系、さらにセルロイド系もあります。飾りとしての役目が主ですが、傷防止やボディー強度のアップにも一役買っています。 |
|
ストリング |
これが無いと始りません、弦です。弦にはナイロン系のものや昔の羊の腸を使ったリアルガット(羊腸弦)、温度差や、湿度変化に影響を受けにくいフロロカーボン(炭素繊維)、3弦や4弦に使われることがあるスチール(鉄)の巻弦などがあります。弦にはそれぞれ一長一短があります。ウクレレとの相性やプレーヤーの好みなどによって選ばれています。 |
|
ヘッドプレート |
ヘッドの表です。ヘッドの化粧板のようなもので、コアの綺麗な木目を薄くスライスしたもの等を張ったりします。 |
|
フレット |
弦を押さえる長さを調節することにより、音を変える為の金属のバーです。材質はいろいろな合金が使われています。太さも細いものから太めの物まで、様々です。 |
|
フレットボード |
指板とも言われています。古いウクレレはこのフレットボードがありません。ネックに直接フレットを打ち込んでいました。材としてローズ一ド(紫檀)、エボニー(黒檀)やコアが使われています。フレットにはゆるやかにR(カマボコのように中央が高い形)のついたものとフラットなものがあります。Rのついたものは押さえやすいので指の力が弱い方にお勧めです。 |
|
サウンドホール |
ボディの内部で反響した音が出て来る穴です。通常は上の絵と同じ場所にありますが、2つ、3つあったり、形がイルカや亀だったり、場所もサイドについたりしたものもあります。ここからのぞくとウクレレの内部構造(ブレーシング、ライニング、ラベル等)を見ることが出来ます。 |
|
サドル |
ボディ側の弦を支える枕のようなものです。これもナット同様にいろいろな材を使っています。古いものはコアやエボニー(黒檀)などが使われています。一般的にはマイカルタ、ミカルタ、ボーン(骨)、ホーン(角)、象牙、ABS(強化プラスチック)など。形もストレートのものや各弦ごとに削って、わずかに弦長や弦高さを変えたものもあります。 |
|
ブリッジ |
ボディ側の弦を取り付ける場所で、サドルを支えています。弦を止めるものには、スリット(切り込み)がはいったものと穴のあいたものがあります。スリット式は、弦の端に結びコブを作って引っかける簡単なものと、ブリッジに巻きつけるタイプが一般的です。時々ギターのようにブリッジピンでとめるタイプも見かけます。材はローズウッド(紫檀)やエボニー(黒檀)、コア等です。 |
|