ウクレレ専門店 ハワイのウクレレやアジアのインレイウクレレ、ウクレレパーツの販売&修理
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ウクレレを演奏する上で、各部の名称を覚えなければいけないわけではありませんが、知らないと解説などを読んでもどの部分を言っているのか分りませんよね。大まかなところだけは覚えましょう。せっかくなので、ここでは普通のウクレレ本よりもすこし細かいところまで紹介しようと思います。もちろん覚える必要はありませんが、聞いたことがない名称などが出てきた時に、このページのことを思い出してください。すべてがここに書いているわけではありませんので、それでもわからなかったら気軽にお問い合わせくださいね。




本体は、ヘッド、ネック、ボディの3つの部分にわかれます。


パーツごとに役割や材質など書いてみました。
ペグ 弦を巻く部分で、ギア式とストレート式があります。ギア式は細かくチューニング出来るので、調律しやすさが売り。難を言えば、ストレートに比べ、重いので(ストレートでもシャーラーペグのように重いものもありますが)、ウクレレのバランスがヘッドよりになります。ストレートペグでもちょっと高い高性能なものだと、簡単に微調整出来ます。チューナーやマシーンヘッド、糸巻きとも言われています。

ナット ペグから出た弦を支える枕のようなものです。材質もいろいろで、古いものはコアやエボニー(黒檀)などが使われています。一般的にはマイカルタ、ミカルタ、ボーン(骨)、ホーン(角)、象牙、ABS(強化プラスチック)など。、

ポジションマーク ポジションの位置を見やすくするマークです。材はMOP(マザーオブパール白蝶貝)やアバロン(アワビ)、ABS(強化プラスティック樹脂)など。多いものだと、5・7・10・12フレットに付いています。少ないものだと5フレットだけだったりします。フレットにMOPなどで飾りのあるものはマーク無しもあります。

ロゼット サウンドホールの周囲を飾るものです。アバロン(アワビ)などの貝類や木(メイプルや黒檀)を使ったロープ柄のもの、トップに直接デザインを彫りこんだものもあります。

バインディング ボディーの周囲を飾るもので、アバロン(アワビ)などの貝殻系からメイプルやローズウッドの木系、さらにセルロイド系もあります。飾りとしての役目が主ですが、傷防止やボディー強度のアップにも一役買っています。

ストリング これが無いと始りません、弦です。弦にはナイロン系のものや昔の羊の腸を使ったリアルガット(羊腸弦)、温度差や、湿度変化に影響を受けにくいフロロカーボン(炭素繊維)、3弦や4弦に使われることがあるスチール(鉄)の巻弦などがあります。弦にはそれぞれ一長一短があります。ウクレレとの相性やプレーヤーの好みなどによって選ばれています。

ヘッドプレート ヘッドの表です。ヘッドの化粧板のようなもので、コアの綺麗な木目を薄くスライスしたもの等を張ったりします。

フレット 弦を押さえる長さを調節することにより、音を変える為の金属のバーです。材質はいろいろな合金が使われています。太さも細いものから太めの物まで、様々です。

フレットボード 指板とも言われています。古いウクレレはこのフレットボードがありません。ネックに直接フレットを打ち込んでいました。材としてローズ一ド(紫檀)、エボニー(黒檀)やコアが使われています。フレットにはゆるやかにR(カマボコのように中央が高い形)のついたものとフラットなものがあります。Rのついたものは押さえやすいので指の力が弱い方にお勧めです。

サウンドホール ボディの内部で反響した音が出て来る穴です。通常は上の絵と同じ場所にありますが、2つ、3つあったり、形がイルカや亀だったり、場所もサイドについたりしたものもあります。ここからのぞくとウクレレの内部構造(ブレーシング、ライニング、ラベル等)を見ることが出来ます。

サドル ボディ側の弦を支える枕のようなものです。これもナット同様にいろいろな材を使っています。古いものはコアやエボニー(黒檀)などが使われています。一般的にはマイカルタ、ミカルタ、ボーン(骨)、ホーン(角)、象牙、ABS(強化プラスチック)など。形もストレートのものや各弦ごとに削って、わずかに弦長や弦高さを変えたものもあります。

ブリッジ ボディ側の弦を取り付ける場所で、サドルを支えています。弦を止めるものには、スリット(切り込み)がはいったものと穴のあいたものがあります。スリット式は、弦の端に結びコブを作って引っかける簡単なものと、ブリッジに巻きつけるタイプが一般的です。時々ギターのようにブリッジピンでとめるタイプも見かけます。材はローズウッド(紫檀)やエボニー(黒檀)、コア等です。




人間の身体と同じです。右肩が凹んでうるのはカッタウェイと言うスタイル
ハイポジション(ボディーに近いフレット)を押さえやすい形になっています。
この辺りの名称はケースのサイズ等で使います。肩幅、腰幅、尻幅と書くこと
もあります。このボディー形状はみな同じように見えますが、メーカーにより
様々です。ケースを購入するのが不安な場合は、ウクレレの種類や長さだけ
でなく、やこの3点とボディーの厚み(サイド幅)も必ず計測してください。





◆横にも小さなポジションマークがあります。サイドポジションです。多いのは5・7・10・12フレットにマークが付いています。メーカーによっては、5フレットだけだったりします。ヒールはボディーとネックを支えています。ハイヒールのかかとと同じ形状をしていますね。細いものや斜めにカットしたものもあります。

ボディーの表板をトップ、横をサイド、裏はバックと呼びます。ボディの材などを表現するとき、単板とかソリッド、1ピース、ブックマッチ、ラミネートなどの言葉が飛び交い「なんのこっちゃ?」と思われた方も少なくないと思います。少しそのあたりも紹介しましょう。

●単板=ソリッド=SOLID で、一枚の板という意味です。
●合板=ラミネート=べニア=benner は、何枚かの薄い板を張り合わせたものです。
●ブックマッチ ボディのトップとバックの板をアジの開きのように半分の大きさの板をスライスして開きます。ブックマッチですから本を開いたと言った方が分りやすいですね。そうすると右と左の板が鏡であわせたような模様になりますよね。もともとはハワイアンコアなど稀少な材を有効に使うために行っていましたが、今ではデザインの美しさのためブックマッチさせています。
●ワンピースというのは、このブックマッチしていない1枚板のことです。贅沢な使い方ともいわれています。
●塗装・・・ウクレレの仕上げにはピカピカのグロス仕上げとナチュラル(マット)なサテン仕上げがあります。塗装は綺麗に見せるという役割の他、ウクレレを外部の衝撃や乾燥から守ります。また、塗りの厚さは音にかなり影響します。普通、厚塗りをすると音の響きが悪いものとなります。




ウクレレの内部 ・・・ ちょっと興味のある方は、是非ウクレレの内部も覗いて下さい。それそれのメーカーや工房では、良い音を追求して、独自の内部構造をしているものも少なくありません。ネックとボディのジョイントにもこだわりがありますが、この辺りは覗いても分りません。

ボディの内部にはブレイシングやライニング、ヒールブロックにエンドブロックなどのパーツ名称がありますが、このあたりは覚える必要はないでしょう。


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